ファーストデーだったんでニコラス・ケイジの最新作「ノウイング」を観てきました。
50年前にある少女が紙面一杯に書きなぐった数字の羅列の謎をタイムカプセルからその紙を取り出した少年と彼の父親(N・ケイジ)が解読していくSFサスペンスです。
書きなぐられた羅列は過去50年から現在に至るまでの凄惨な死亡事件を予知したもので奥さんの死亡事故にも関わってた事からケイジ・パパは、その数字の「予言」を回避しようと奔走するんですが…
行く先々で散々な結果を頂戴されます。
まるで往年の「デッドコースター」シリーズのように大勢の人間が
塵屑のように凄惨に死んでいく様を眼前で展開されて
「…もう、防げないんじゃね?」
と、思わざるを得ない展開になっていき…
さらに、息子には謎のストーカー軍団の魔の手が伸びていたり…
完全にネタバレすると、このストーカー軍団の正体はエイリアンで
お馴染みのテレパシー(ささやき)で地球滅亡の危機を特定の人間
(最初に紙に羅列を描いた少女・その孫娘・ケイジの息子・他にも世界中にいると思われる)に知らせ、回収地点で彼らを母船にランデヴーして次世代のアダムとイヴとするのが目的。
最終的に太陽フレアの影響で地球滅亡は不可避となっちまうんですわ。
前半の怪奇サスペンスから一転してSFカタストロフムービーへと
シフト…
「デッドコースター」から「ディープインパクト」って感じですね。
結局、50年分の悲劇の予言は地球滅亡という最終的メッセージへ至る途方もない「式」だった訳で、日時・死亡者数・座標とここまで緻密に予知できる割に現地民(地球人)への対応は随分悠長なエイリアンだなと…しかも救う対象は手前のメッセージを受信できる人間のみと…
最初にメッセージを受信した少女は彼らの選定に当選した訳ですが
履行が50年先じゃ、あまり意味無いんじゃないスか?
サマージャンボで3億円当たっても受け取れるのは50年経たなきゃ
駄目と言ってるようなもんですな。
次代を担う人類が50代じゃ希望も減ったくれも無いッスよ…
それよりも50年あるなら太陽フレアの発生を阻止できる方法を
模索できたんじゃないか?
これはアレですな。
彼らにすりゃ50年なんて人間でいうところの24時間と同等なんでしょうね。
まったく、「神『カミ』」なんだか「亀『カメ』」なんだか
解らん連中ですよ。
かくしてケイジの息子と少女の孫娘はエイリアンにランデヴーされ
残されたケイジは確執あった父親と和解し家族抱き合って人類共々フレアの餌食になったとさ…
ハッピーエンドかバッドエンドか分かれるところですね。
地球は滅亡したが人類は全滅しなかった点ではハッピーです。
訳のわからんエイリアンのひざ元でという点に目を瞑ればですが…
劇中で羅列の意味に対して科学的根拠の有無を問われるシーンが
あったけど、現存の人類の文明よりも高位の水準で裏打ちされたものなら、例え「予言」といった絵空事のような事象も信じる他無い
っていう事を見せつけられた気がします。
現実でも「予言」や「宇宙人」なんてフィクションの産物と
切る現実主義者は少なくない世の中ですが、この映画は
そんな彼らに対する皮肉を含んでる気がしました。

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2009年08月02日
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